【お薦め】純女さんと女装で遊ぶこと

2013年から2017年ごろは、営業力の強い女装さんが友達だったこともあって、純女さんとたくさんイベントに参加したり、女性しか味わえないようなことを女装して遊んでいました。

いわゆるAA女装(清純な女装)とAB女装(AGをあえて前面に出した女装)を分けていた時代、AA面でたくさん女性と女装で遊びました。

1、女性と女性服やハイヒール、コスメなどをお買い物

10年前にmixiというSNSでFOXEYやRENEといったコンサバブランドのコミュニティーつながりで、純女さんと

一緒にブティックを見に行ったのがはじめてでした。

肩幅など横幅の違いがスゴイです

純女さんと一緒に婦人服を買いに行くことで、女性のコーディネイトや他のアイテムを間近で見て参考になりますし、

女性のリアルな考え方や、女装についての意見などを聞くことが出来、すごく充実した一日になります。

2、コンサバ服を着て、アフタヌーンティーやお食事へ

このころは、mixiとT’s LOVEというSNSで女装(A面)交流をしていました。

女装さんは主にT’s LOVEで、純女さんはmixiでした。しかしT’s LOVEはアダルトなどがセットになった女装子さんが多く、

純女さんとの純粋な交流はmixiに限られました。

のちに、amebaブログも参加するようになり、そちらもアダルトは厳禁で、純女さんとの交流がやりやすかったです。

amebaブログで知り合った女装子さんが、ハイブランドが好きな純女さんと繋がっていて、その女性を紹介していただき、お誘いをしてFOXEYを着て買い物とお食事に行きました。それからは年1~2回はご飯などに行っています。

女性と一緒にお食事をすると、女性らしい動きや所作、話し方などとても勉強になりますし、脇が開いていたり机に肘がついていたら、

女性ならそんな動きはしないと注意してもらえます。このメリットは大きいですね。

どういう訳か、娘さんも一緒にご飯をしたり、高級クラブに行ってホステスさんと一緒に写真を撮ったり、コスメを見に行ってアドバイスを貰ったり

海外にも一緒に行ったり。

ひとりの女性と女装で会ってもらえるようになると、珍しい動物のような感覚で、他の友達に会わせたいとか、知り合いのお店を紹介してくれたりと一気にリアル女性の情報が広がり、人脈も増えます。

女装のSNSだけだと広がりに限界があると感じます。

リアル女性と知り合うことで、女装と女性の距離が近くなると実感しました。

3、女装サロン繋がりで、女性とお茶会や着物ショーに参加

これは偶然だったとお思いますが、女装サロンのオーナーがGIDの方で、女性として着付け教室も経営しており

着付け教室の家元のお師匠さんが着物イベント(お茶会、新年会、着物ファッションショーなど)を度々開催し、

幸いにもそういった行事に女装と分かって呼ばれることが数回ありました。

お茶会

落語鑑賞会

ジャズレストラン

にしむら珈琲

着物ファッションショー

普通の女装サロンでは、純女さんたちの着物イベントに女装で参加するという機会は得られないだろうと思います。貴重な経験でした。

4、女性たちと着物で遊ぶ

mixiの着物コミュニティーで純女さんと交流があり、着物イベントに参加するアポイントに成功し、ご一緒させていただきました。

滋賀県長浜市の着物大園遊会というイベントで、毎年10月上旬に、振袖の女性1000人が長浜市の城下町をそぞろ歩き、豪華景品の抽選会に参加するというイベントです。

ミセスやご年配でも振袖姿OKですし、着物姿なら何でも、町のお店で割引を受けられるという着物好きには堪らないイベント。

これに着物女装で参加(そぞろ歩くだけ)できることになり、今まで3回ほど行きました。

(令和4年からついにLGBTQ+も園遊会に振袖参加できるようになったようです)

また新春盆梅展など普通の男子の生活や環境では、絶対に行かないような行事にも行くことが出来ました。

長浜きもの大園遊会

そぞろ歩き会

盆梅展

日本庭園

これらは、もう6~10年前なのですが、着物関係は女装でも純女さんと繋がりやすいと思います。

着物文化衰退が進んでいますし、男性でも女装でも参加してくれることは歓迎されやすいと思います。

昔は、女装=変態と自分で偏見を持っていましたが、

今は恐らく女性は、女装を面白がってくれる割合は高いと思います。着物関係で無くてもです。

今は、引越しやコロナなどがあり、こういったイベントに参加は出来なくなりましたが、皆様も積極的に行動すればこういったイベントに参加できると思います。

人と人とのつながりや出合いは、自分の知識経験を豊かにしますが、女装のレベルも確実に上がります。

でもそれは自分が積極的に行動するかしないか次第だと思います。

自分だけの女装の世界にとどまらずに、純女さんとの交流も積極的にし、女装を世間に広めて少しでも女装(Q+)を理解していってもらえたらなと思います。

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10件のフィードバック

  1. 沙梨 より:

    十和子さま
    純女さんと交流、沙梨も経験しました。
    着物を着る会をスタッフさんに強引に誘われて、参加させていただきました。B面の時にノーメイクでしたが、イベントに参加する時に必ずメイクして行きました。
    ところが、スタッフさんたちや参加者がとても綺麗と褒められました。
    ニューハーフさんと交流したこともあります。沙梨の美しさが嫉妬されたりしていました。若い頃の話です。

    • 十和子 より:

      沙梨さま
      純女さんと着物で交流経験あるのですね。
      やはり着物は女装外出できるチャンスが多いですね、着付け教室は着物を着る機会を増やすためイベントを多く開催しているので
      そこに合流するには自ら着付け教室や呉服屋に行くか、着付け教室に通う女性などと知り合う必要がありますが、女装でも参加しやすいのではと推測しています。

  2. 恭子 より:

    十和子さま
    初めてコメント致します恭子と申します。
    過去記事から拝読しています。
    LGBT評価テストとは関係なく十和子さまの女装への熱意は、本物なんだと今回の記事でも感じました。
    要は客観的な評価よりも大切なのが、女性として振る舞う自分自身の日常なんだと思いました。
    すごく霧が晴れた想いです。
    書かれている純女さんとの交流は、羨ましいくらい巾が広いですね!
    自分にもそういう知人女性や実の妹がアドバイザーになってくれています。
    いつもためになる記事をありがとうございます。

    • 十和子 より:

      恭子さま
      記事みていただきありがとうございます。
      ジェンダー分類は、客観的評価を知りたかったというのがあります、自分の意思や伝え方で何とでも診断されると思いました。
      自分が目指したい女装像を現実化させたいと思って女装しています。
      知人や妹様がアドバイザーなのですね、大変恵まれていると思います。実の妹のアドバイスは忖度のない意見で参考になると思います。

  3. yuki610813 より:

    十和子様、ご無沙汰しております。Yukiです。
    ここ数年B面が忙しく、殆ど女装する機会がありません。十和子様の女装の履歴を拝見して、私の履歴とよく似ているなあと思いました。十和子様同様、控えめな上流階級の令嬢、令夫人といったハイブランド嗜好で、大学卒業後から本格的にマイサイズの設定のあったレマロンやレリアンの10万円前後のセットアップがバーゲンで5万円くらいになったところで年2着程度購入していました。
    2000年くらいから着物にも手を出して、サイズが合う訪問着をネットショップで購入するようになり、純女さんとの交流が始まりました。十和子様同様、マイサイズの着物を着て昼間の着物関係のイベントに特化するようになって現在に至っています。
    最近、サイズ的に洋服が着られるようになり、メルカリやヤフオクでハイブランドのセットアップを購入するようになりました。
    こちらにどれだけ書き込めるか分かりませんが、よろしくお願いいたします。

    • 十和子 より:

      yukiさま
      お久しぶりです、mixi以来でしょうか。こうやってまた再会できてうれしく思います。
      フォーマルなハイブランドスーツもですが、豪華な訪問着をお召になって外出されていましたので、憧れでした。
      マイサイズに仕立ててきっちり着付けておられたのを記憶しています。今も着物関係のイベントに参加されているのですね。
      お暇なときでもお出かけ写真やハイブランドスーツの画像を見せていただければうれしいです。
      今後ともよろしくお願いいたします。

      • yuki610813 より:

        早速のレス、ありがとうございます。
        >豪華な訪問着をお召になって外出
         購入した時期が良かったのだと思います。2008年のリーマンショックまでは和装業界も試行錯誤しながら裄長長尺の訪問着を作っていたので、2000年以降ネットショップで検索機能を使ってマイサイズに仕立て可能な訪問着を10万円以下で入手可能となり、20枚以上仕立てました。振袖は昔の良いものを資料として未仕立てで10枚ほど購入しました。
        ただ第二次安倍政権以降の10年以上、不景気で大きいサイズの訪問着地が注文品以外全く作られなくなり、普通寸法の女装者にとって金銭的にも入手不可能な存在になってしまったようです。
        私も今年で62歳になるので、裄長長尺の訪問着を手放さなければならない時期がきております。
        >今も着物関係のイベントに参加されている
        2019年まではそうでしたが、コロナ禍ですっかりご無沙汰です。

        • 十和子 より:

          yukiさま
          20枚以上の訪問着を仕立てたのですね、すごいです。振袖もお召しでしたね。由美子氏の雛祭りにも参加していましたか?
          この10年以上の不景気とコロナで豪華な着物イベントも少なくなりましたね。でも折角の訪問着や振袖を手放すのは勿体無いですね。
          女装なら何歳でも振袖着れますし、イベントも復活してくると思いますので、イベントが復活したら着物や振袖外出しませんか?

  4. Takami より:

    十和子さま
    いつも興味深いそして何か勇気つけられる記事をお書き頂きありがとうございます。
    純女さんと一緒に過ごす、受け入れてもらえる…とても理想的なお姿です。
    何か十和子さんの綺麗な心が純女さんに伝わるのですね。
    こちらがすごく気恥ずかしいと思うことも、意外に受け入れてもらえる、そんな心のほっとする機会があるのですね。
    純女さんに女装の趣味を伝えるのってホント緊張の極致ですが、受け入れてもらえたりすると涙がほろりなんて感じにもなります。私は新規開拓した美容室で、そっと打ち明けるタイミングなんて口から心臓が出そうなそんな雰囲気になります。
    何回も中の様子を窺って、美容師さんの雰囲気を確かめてお伺いするのですが…それも決して無駄にはならず、自分も美しくなりたい気持ちにまして、その気持ちを受け入れて欲しいのですよね。
    先日、新しい美容室でお釜ドライヤーセットを体験させて頂き、とても嬉しかったです。
    しかしながら、いつも気恥ずかしさはぬぐえないのですよね。
    十和子さんはじめ皆さんの記事、コメントを拝見させて頂き、とても爽やかな気分になります。

    • 十和子 より:

      takamiさま
      純女さんにB面で知り合った後に女装をカミングアウトするのは難しいですよね。
      やはり偏見が多いから慎重にしないといけませんね。
      なので、お店や美容院は女装写真を見せたり、事前にメールで相談するなどすれば
      受け入れてもらえやすいかなと思います。

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