【体験】歌舞伎町タワーのジェンダーレストイレに行ってきました

先月にオープンしたばかりの歌舞伎町タワー。高層ビルが好きなわたしは新しい高層ビルが出来上がれば必ず見に行く癖を持っていますが、今回は特別なタワーに行きました。

女装の方ならご存じだと思いますが、ジェンダーレストイレがかなり話題になり賛否両論ありました。ほとんどが否定意見だったのですが、いつも女装外出時は、多目的トイレを探すのに苦労していたので、ジェンダーレストイレの登場にはかなり期待しました。

結論から言いますと、非常に残念でした。

個室が空いていると〇、入っていると×のモニターがあった場所にガードマンが一人立っていました。

オープン当初は、男性個室2カ所、女性個室2カ所、ジェンダーレストイレが8カ所でしたが、5月3日現在、ジェンダーレストイレはたったの2つで、女性個室が8カ所と男性個室が2つと全く女装者にとって使いにくいトイレになっていました。

写真左がオープン当初、右が5月3日の様子。

しかもニュースで話題になりすぎて、観光地のようになっており、トイレ入口にガードマンが立っているという、トイレなのか、観光施設なのかよく分からない施設になっていました。

ただ、男性用個室もあるため、女性が化粧直しをする様子が見れて、男性にとっては珍しいし嬉しい限りでしょう。逆に女性にとっては男性に見られるし、並んでジェンダーレスには怖いから入れないしで、何の意味も無いトイレになっていました。

飲食街がある階で、女性もトイレを利用しなくてはならないので、女性たちは女性用個室が8個あっても混んでおり、並んで女性用個室にだけ入っていきます。
今後、ジェンダーレストイレは無くなると思います。

並んでいる横で化粧直しをする女性。それを横目に男性用個室に入る男性。
並んで良いのか、並ばずジェンダーレストイレか男性用に入るか迷う女装者と、まさにカオス状態でした。

わたしは、なぜか空いていたバリアフリートイレで普通に用を足しました。
トイレから出たときは、女性用トイレに並ぶ女性たちに見られました。

結局ほとんどの個室が女性用になってしまったジェンダーレストイレは、今後他の場所にも普及するかと言うと普及しない思いました。

因みに去年イギリスのロイヤルアスコットで見たジェンダーレストイレは、女性が並んで使っていました。

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