【情報】女装アンケート途中報告

tsukisappu より:

十和子さんはじめまして。2年くらい前から時々拝見しています。旧掲示板も幾度か見ていました。十和子さんや掲示板常連の皆さまのレディースフォーマルや和服に対する愛情と、目標を立ててそれに向かい実行していく行動力には常々敬服しています。Youtubeに載っているCA制服の動画は本物としか思えず、感心いたしました。ひとりならばコスプレ感がにじみ出てくるのかもしれませんが、空港アナウンスチャイムが聞こえる場所で同じ制服を二人でお召しになっていることにより、段違いのリアリティが感じられました。お宮参りの動画も、美しくしとやかな母親が実は女装子で、womanlessな場であるというギミックがとても印象的です。

一方、自分の欲望に向けて闇雲に突き進むことなく、自分自身の見られ方や立場、社会のあり方について冷静に見つめて、アップデートを怠らない姿勢をお持ちという点にも好感が持てます。それなのに…旧掲示板でよく見られた”息子さん”の話はご愛敬ですね。

十和子さんの一番の目標は”日本版Womanless Wedding”を実現することでしょうか。私は米国の写真共有サイトで知りましたが、アメリカでは200年の歴史を持ち、地域によってはチャリティー企画として行われていること、一般女性が喜んで支度に協力していること、開催日には見物する人たちが老若男女問わずとても楽しまれていることなど、驚きの連続でした。同時に、どうしてこの文化が日本に根付いていないのか不思議に思いました。宗教的な縛りで言えばキリスト教圏のほうがはるかに異装に厳しいはずです。今でもトランスヘイトが悲惨な結果をもたらす話は時折耳にします。十和子さんの苦労話を読むにつけ、日本は宗教の縛りがゆるいがゆえにかえって不自由な面があるのかしらとも思います。古くは歌舞伎役者、現代ではテレビタレントなどあくまで「特殊な人」がやるもので、自分たちのコミュニティーとは別のものという固定観念が強すぎるのでしょうか。それともいわゆる”保守的家族観”から逸脱する行動に対する集団的恐怖心が強いのでしょうか。日本でも「女性のいない結婚式」や「女性のいない女子校卒業式」が社会的意義のあるイベントとして定着する世の中になればいいですね。

今後の更新を楽しみにしております。CA姿や受付嬢姿をまた見せてください。寒さ厳しい折、どうぞご自愛ください。