【挑戦】フォーマル着物の着付けと出張撮影を依頼し、着物モデルのように撮影してきました(撮影編)

男性の身一つで着付けのお店に行き、出るときは結婚式に行く新郎新婦の母親の姿になる

着付け編はこちら

完全に新郎新婦の母親の黒留袖姿になり、ホテルで撮影し、すべて終了するまでの流れです。

着付け完成後、外出

黒留袖を着たご婦人はタクシー移動が多いと思いますが、私は費用を抑えるため、電車移動しました。

季節は冬ですし、黒留袖姿ひとりは目立つため、雨コートを着用しました。

駅までは徒歩5分ほど。電車で撮影場所であるホテルまで15分ほどです。

京都の地下鉄は常に混んでいて、結局座ることは出来ませんでした。

ホテル最寄りの駅でプロカメラマンと待ち合わせ

駅の改札を出たところでカメラマンと待ち合わせです。

私は20分ほど早く到着したため、多目的トイレで用事を済ませました。

トイレを出て、改札前まで歩くと顔は確認済みでしたので、すぐにカメラマンが待っていると気づきました。

向こうも即気づいてくれました。そりゃそうです。女装で、アップに結った和髪で着物と伝えていますから。

ホテルの庭園で撮影

集合時間は15時半です。暗くなるまえに外での撮影を先にしました。

撮影場所のホテルは、外庭と中庭があって、それぞれ京都風のいい感じの撮影スポットです。

紅葉の時期の土曜日とあって、人が多く、映りこみが多かったのが残念でした。

でも黒留袖姿は結婚式が多い土曜日と思っていため仕方がありませんでした。

本当は、夫役を付けて一緒に記念撮影風に撮ってもらって、ホテル内の喫茶で新郎新婦の親夫婦を演じたかったのですが

夫役が難しく中止になり、企画的に「新郎新婦の親夫婦で撮影」から「着物のモデル風撮影」に変更になったので

平日に撮影するのが正解だったと思います。

ホテル内で撮影

撮影時間は1時間も無く、余裕がありませんでした。

ホテル内の照明下では素人撮影は上手に撮影できないので、プロをお願いしたのですが、流石でした。

「きものと着付け」という雑誌で、こちらのホテルが良く撮影場所として使われていたので、同じ背景、同じポーズで撮影がしたかったのですが

場所を探すのが難しかったです。しかも土曜日で地下ロビーの大広間は披露宴で使われており、一般人は入ることが出来ませんでした。

この時点で、ホテル内の撮影場所はとても制限され、しかも一般客の映りこみが出来ないので撮影は非常に苦戦しました。

ホテル側から、一般客に迷惑にならないようにと指示されていたため、フラッシュもまともに使えません。人がいないことを確認してのフラッシュ撮影。

そうこうしている間に、時間が来てしまいました。

今回の失敗ポイントは

①土曜日に行ったこと

→黒留袖は土日祝と思っていたため、結果的に一般客の映りこみが多く撮影枚数が減った。

②待ち合わせ場所が、駅改札前だったこと

→ホテル撮影場所まで徒歩10分を要したので、カメラマンが世間話を始め自撮りがうまく出来なかった。

→撮影時間がその分減った。

着付け店へ戻り個室で男モードに戻る

着付け店は、午後5時半に閉店のため、それまでに戻って着替えをしないと翌日に繰り越されて別料金が発生します。

絶対に午後5時には戻らなければならなかったので、撮影後半は気持ちが焦りました。

時間に余裕が無いのは、有料サービスあるあるなので仕方がありません。

ただし、平日だと個室の時間も早く取れたため、やはり平日最強でした。

こちらのお店は、レンタル着付け店なのでシャワーなどがありません。

男に戻るためには、個室で着替えとメイク落としシートでメイクオフするしかありません。

幸いメイク落としシートはお店が貸してくれました。

着付けとヘアセットが自分至上最高の仕上がりでしたので、10分ぐらい鏡を見て悦に浸っていました。

退店

結局着替えと、片付けで1時間を要し6時を過ぎていました。

ほかに外国人のお客さんが残っていたので、目立ちませんでしたが、あまり遅いとプレッシャーになります。

今回のプロによる変身と撮影ですが、

夫役の中止から、いろいろミスがありました。

①そのまま土曜に敢行したため、カメラマンの料金が平日より5000円アップした。

②そのまま土曜に敢行したため、ホテルが混んでおり撮影枚数が減った。

③紅葉シーズンもあって着付け店が混んでおり、個室の予約時間が遅くなった。

夫役の中止の時点で、企画が「着物モデル風撮影」に変ったから平日に変更すべきでした。

夫役を頼んだ代行業者の難題とは

①夫役の衣裳を指定した場合、受託者が持っていない場合、購入資金は負担ということ

②一緒に撮影は、当日、本人の同意が無ければ禁止またはオプションで5,000円以上必要ということ。

③2時間2万円で、1時間も同じ2万円ということ。2時間を越えると追加料金が必要ということ。

衣裳については、あとから分かったのですが、同じ着付け店でレンタルすれば良かったと思います。

セット割があって、モーニングレンタル代も数千円で済んだ。

ただ、着替え時間、移動の時間、撮影時間込みで2時間では収まらないのでやはり難題は変りません。

誰か夫役になってください~

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2件のフィードバック

  1. ゆい より:

    とわこさん こんばんは
    本格的な黒留袖女装、感服いたしました。
    手間のかかる女装にお金がかかるのは致し方ないとは思いますが、ビジネスライクな対応が目立つと、却って興ざめしてしまうところは否めませんよね。
    夫役は、いつか相互的にできないかなーって考えたりします。

    • 十和子 より:

      ゆいさん
      昔は、女装サロンではなく、一般の業者に着付けやヘアメイクをしてもらうのも敷居が高く、変態扱いから始まるのですごく抵抗がありました。
      今は、LGBT認知のお陰で、仲間として扱われるので、やりやすくなっています。
      女装サロンは、いつから女装をみたいな話になるのですが、一般の業者は一切女装のことは触れてきませんね。その分少し寂しいのかもしれませんね。

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