【雑感】子供の教育費と女装費用の比較

昨今、少子化対策のニュースや報道が多いですが、

女装人生を選んだわたしには、あまり関係がありません。

でも、必要とされる教育費が、今までの自分の女装費用に似ていると思ってちょっと比較してみました。

文部科学省の白書において、公立と私立で以下の表のように教育費が必要と資料が出ていました。

参考URL
https://www.bk.mufg.jp/column/events/child/0011.html

※教育費は、文部科学省では、子ども1人あたりにかかる学習費(学校の授業料、給食費、行事費、塾や家庭教師、習い事代などの合計)を言います。

ただし、教育費無償化が各自治体で広がっていますので、今はこれほど掛からないでしょう。

わたしの女装費用は、2013年から家計簿をつけていますが、9年間で760万円でした。起票漏れもありますからもっと800万円ぐらいでしょうか。

女装のために会社員になって、仕事に励んできました。

女装は40年やっているので、総額はもしかして2000万円ほど使っているかもしれません。

公立の教育費は、幼稚園から高校までの15年で550万円、私立は、1830万円ですので、女装が無ければ公立の子二人は育てられていた感じですかね。

さらに子供が大学や高専に行った場合、1年目に納入する学費は以下のように掛かります。

ずっと幼稚園から大学まで私立に通わせた場合、総額は、2000万円。公立だと800万円を超えます。

他に食費や、小遣いなど考えると、一人前に育てるのに一人3000万円というのも頷けます。

もし二人子供を持って、奥さんが専業主婦だった場合その分のお金も必要なので、女装用品はほとんど買えなかったでしょう。

上記生活をしながら、女装もしている人をとても尊敬します。

教育費に公立だと子供一人当たり毎月平均4万円、私立だと9万円必要です。

会社員のときは、女装に月平均7万円使っていたのですが、子供がいればわたしの収入ですと女装なんてとても出来ません。

昔クイーンという女装専門雑誌がありましたが、女装サロンに来る人は、大手会社の管理職とか官僚などお金持ちが多いと見た気がするのですが、なるほどそうですよね、と思いました。

結婚して子供を持っていたら、こんなに女装は出来ていません。それを予期して結婚を諦めました。

AG+MTX+アセクシャルな人間なのでこれが当然の結果だったかもしれません。

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5件のフィードバック

  1. 小百合 より:

    二人の子供が独り立ちしたので、私の場合をお話しますと
    二人とも幼稚園は私立、小中学校は公立、高校は私立でした。
    大学は1人は薬学系私立に6年、1人は情報系公立6年でした。
    私立大の学費はザックリと夏休み冬休み期間関係なしに1日1万、他に交通費、食品などが掛かりますね。
    公立の学費は安いですが、家から離れて暮らしていたのでアパート代や生活費の仕送りなど
    二人合わせての合計金額は出していませんが、大学だけでこちらでは土地付きの家がもう一軒建ちますね(笑)

    • 十和子 より:

      小百合さん
      私立大の学費は、一日1万円なのですね。わたしの女装費用と比べものになりませんね。
      総額は3,000万円は本当かもしれませんね。奨学金でのちに子供が返済をするとか大変ですものね。
      大阪公立大学が授業料無償化をしましたが、全国に広がると思えませんしね。

  2. Takami より:

    こんにちは。興味深い記事ですね。ありがとうございます。
    私も細かく計算はしていないですが、私にも子供がいたら、この趣向は制約・抑圧されていただろうと考えていたので、興味深く読ませて頂きました。あまり細かく計算すると、自分の気が滅入りそうで、費用の抑制程度に、大まかに計算していたのですが、やはり趣向を具現化するのに、ついつい費用はかさんでいきますね…。改めて色々なスタイルや環境で皆さん暮らされているのを感じました。
    趣向が暴走しないように、抑制も大事なので、日頃から気にかけていたので、興味深く拝見させて頂きありがとうございました。

    • 十和子 より:

      Takamiさま
      妻、子供を持つと、女装を続けるには収入と限られた時間を工面することが必要だと思いますので、私は独身を貫きました。
      なので妻や子供への費用が女装費用になりますので、自由に女装を楽しんできました。
      今は、事情があった自由業をしていますが、なかなか安定しないためにボロマンションに引っ越すことにしました。
      一応家賃を抑えて、間取りは大きくしましたので、保管面でも女装にはプラスになります。
      女装のために家も仕事も付随するので、自分の生活費用(旅行や食事代など)を削ってその分女装に当てれば費用の調整は出来ます。
      それに合わせて仕事を選んで収入を得ればよいので、費用の悩みは一般の既婚者より少ないと思います。

      • Takami より:

        十和子さま
        お返事頂きありがとうございます。やはり年齢を重ねても自分の趣向は大事に育んでいきたい。そんな気持ちを再確認させて頂きました。色々なものをバランスをとりながら(犠牲になってしまう要素もあるのかもしれません)、自分の気持ちを大切にしていきたい。バランスが崩れていくと、精神的にも崩れたりした経験が私にもあります。現実には制約があったり、色々な難しい面もありますが…その中でもこうした気持ちを交わせる場を提供して頂いていること、感謝したいと思います。

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