【情報】女性化のために必要なこと

とある海外の女装さんの日記から

「私の最も古い記憶は、男の子と女の子がきちんと分けられていた幼稚園に戻ります。まるで磁力のように彼女たちの側に引き寄せられたのを覚えています。彼女らのように所属したい、彼女らのように服を着て行動したいという欲求が、私の幼い心を蝕みました。しかし、そのような欲望が単に型破りであるだけでなく、受け入れられないとみなされていることは、世界によって十分に明らかでした。

このようにして、私の生涯にわたる抑圧の戦いが始まりました。それは、女性的な自己を抑圧し、男性性に対する社会の期待に従おうとする絶え間ない努力でした。全てが憂鬱で破滅的だったわけではありませんが、私はいつも自分が男性の仲間たちと歩調が合っていないと感じていました。私は社会に適応し、社会が適切だと考えるものの型に合わせようと最善を尽くしました。

1975 年、16 歳のとき、私は自分の将来について考えていました。私が切望していた性転換に資金を提供するために軍隊に入隊するという考えは、実行可能な解決策のように思えました。振り返ってみると、そのような考えが 16 歳の少年の心をどれほど蝕んでいたかは驚くべきことです。それは、性同一性に対する私の闘いの深さの証拠です。

中略

ビジネスの世界に足を踏み入れたとき、転機が訪れました。そこで私は、企業生活の喧騒の真っ只中に、エレガントでスタイリッシュ、そして紛れもなく女性らしい女性の海に出会いました。これは、男らしさが支配的だった私の軍隊での経験とはまったく異なるものでした。コントラストが印象的でした。

オフィスでは、女性たちはスーツ、パンスト、化粧、ハイヒールを身に着け、悪びれることのない女性らしさを放っていました。彼女らの存在は私を魅了し、同じ優雅さと魅力を体現したいという深い願望を呼び起こしました。

初めての給料を受け取ったある日、私は重要な決断を下しました。私は決意を持ってウィローブルック モールに向かい、ドレスの棚を調べて、特定の同僚の服装を反映したものを選びました。パンスト、ブラジャー、パンティが続きました。家に帰ってこれらのアイテムを身に着けたとき、鏡に映ったものは私の心の中のイメージとまったく一致しませんでした。落胆した私は、新しく手に入れたワードローブを整理し、パニックと絶望感で処分しました。

しかし、私は心の奥底で、自己発見の探求を放棄することはできないという揺るぎない信念にしがみついていました。いつか鏡を見つめたとき、私を見つめ返すはずだといつも感じていた美しい女性が見えるだろうと思っていました。私は心の奥底で自分の旅はまだ終わっていないことを知っており、私の決意は揺るぎないものでした。」

女性化キーワードは、「深い願望」「重要な決断」「揺るぎない信念」「決意」

とある日本の女装さんの記事から

「自分らしさを表現できず普通の男子として生きていた自分を変えるために、メイクやファッション、美容についてたくさん勉強しました。女の子の友達にメイクの手順を聞いたり、洋服のブランドを調べたり、化粧品検定の勉強をしてみたり。YouTubeも見て何度も何度もメイクの練習を重ねました。『男では限界がある』と自分に幻滅してしまったこともあります。でも、少しずつでも努力を続けることが大事だと自分に言い聞かせ、やれることを探しました」

「普段の生活や仕事の時にも、自分らしい格好をしています。洋服は全てレディースが基本です。絶対にメンズは嫌だというわけではありませんが、レディースの方が絶対かわいいので（笑）。会社の入社式もレディースのスーツで出席しました。昔はスカートを履く時にソワソワしていたのですが、－－－を目指す過程で徐々に自信がつき、今では躊躇なく履けるようになりました」

「社会に根付いた固定観念がすぐに消えるものではないのも事実で、自分らしさと向き合えない人はまだまだたくさんいます。

（中略）

性別や年齢など関係なく、誰もがあこがれた夢を追いかけていいという意識が社会全体に広まった時、それこそが本当に生きやすい世の中なのだと思います。そんな意識が浸透する助けに僕の投稿がほんの少しでもなれていたら、これ以上に幸せなことはありません。

僕が自分を普通の男性だと思っているからです。スカートを履きたければ履いたらいいし、その日の気分でかっこいいジーンズを履けばいいし、メイクはしたいようにすればいい。人に迷惑をかけなければ、もっと自分の気持ちを大切にしていいと思います。そこに男女も年齢もありません。全ての人が自分らしく生きられることが大事だと思います。」

女性化のキーワードは、「美容についての絶え間ない努力」「努力の過程で身につく自信」「自分らしく生きる強い意思」

憧れの女性になりたい、近づきたいと思う原動力は、ここまで人を大きく動かす、成長させるのだと関心させられました。

女性化に向けてもっともっと努力すれば「女装して仕事」や「女装の母親」になる夢は可能になると感じました。