【独り言】LGBT雇用、障害者雇用の難しさ

先日、まず一社目LGBTフレンドリーの会社の応募ですが、4日後に落選しました。

わたしが応募した会社は、ソフトバンク系の会社ですが、採用されたとしても

オープンポジションといって、空いてる部署に回されるだけの採用となります。

なので、電話応対や書類整理など単純作業ばかりでフルフル働いても月収は20万円ありません。

時給1000円~1200程度となります。

しかもとても狭き門となりエージェントの力も必要になったりします。

障害者雇用枠で見つける

こちらも非常に厳しく、時給は最低賃金ばかりです。

また医師の週20時間程度の労働条件では、採用してくれる企業はありません。

基本的にフルタイムが条件なので、パートやアルバイトのような障害者は不要とされます。

障害者雇用率を増やすだけが目的ですが、大手企業などは従業員数によって増減し、中小企業は1名居れば足ります。

障害者雇用率制度(atGPより抜粋)

障害者雇用促進法では、事業主に対して同法に定められた「法定雇用率」以上の割合で、身体障害者、知的障害者、精神障害者を雇用することを義務付けています。民間企業における障害者雇用率設定の基準は次の通りです。

障害者雇用率=(身体障害者、知的障害者及び精神障害者である常用労働者の数+ 失業している身体障害者、知的障害者及び精神障害者の数)÷(常用労働者数 + 失業者数)

※20時間以上30時間以下の短時間勤務の精神障害者、身体障害者、知的障害者は1人を0.5人としてカウントします。20時間以上30時間以下の短時間勤務で重度身体障害、重度知的障害のある人を雇用した場合は1人当たり1人としてカウントします。

2023年7月現在の民間企業の法定雇用率は2.3%で、従業員を43.5人以上雇用している事業者は、障害者を1人以上雇用する義務があります。

なお、民間企業だけでなく国や地方公共団体などにも法定雇用率が定められていて、国と地方公共団体は2.6%、都道府県等の教育委員会は2.5%です。

給料面では、社会保険の支払や雇用保険、労災保険など一人雇うと人事や経理の仕事は増えるので

週2とか週3を二人雇うとその分、事務処理が増え雇う以上の事務手数料が必要になります。

また、高齢化社会で再雇用オープンポジション枠が埋りつつあり、障害者を雇うのは再雇用よりも少なく、すぐ辞めるリスクもあって

あくまで障害者雇用納付金の名目で雇われているのが現実となっています。

メンタルクリニックから週20時間程度しか働けないため、そのことを履歴書の備考欄に書くのですが、それも落ちる原因になっていると思われます。

例えばdodaチェレンジという障害者&LGBT雇用サイトですが、理由は教えてくれずに応募した6すべての応募にて推薦自体が難しいと言われます。

スキル、経験、志望動機、年齢、男女などで採用されますが、結局女装や軽い障害なんてとんでも無いということなのでしょう。

自分らしくはたらきたいあなたに

LGBTQ当事者かつ障害がある方のための
転職・就職支援サービス

身体・精神・知的障害がある方で、かつLGBTQをはじめとしたセクシュアル・マイノリティの方の転職・就職活動をご支援します。
LGBTフレンドリー企業のご紹介にとどまらず、あなたのキャリアプランや必要とする配慮についてなど、
転職・就職活動における不安や悩みを、まずはキャリアカウンセラーにご相談ください。

と、わたしにとってこんなにも的を得たエージェントがあるだろうかと期待に胸躍らせ、わくわくしながら登録しましたが

その3日後には、紹介できる求人では無く、わたし自身の推薦が出来ないと言われました。

この度は、dodaチャレンジサイトの求人へご応募いただきまして誠にありがとうございました。

弊社経由でご応募いただく求人案件につきましては、dodaチャレンジが企業様よりお預かりしている応募条件等と照らし合わせ、
弊社よりご推薦が可能かを確認させていただいております。

この度弊社にてご確認をさせていただきましたが、ご推薦が難しい結果となりました。
※ご理由についての詳細はお伝えできかねます旨ご容赦くださいませ。

またLGBT専門求人サイトジョブレインボーからは、以下のようなメールが届きLGBT枠が如何に形骸化しているかよく理解できました。

お世話になっております。 ウィル・○○人事採用担当の堀切です。 この度は、弊社求人にご応募いただきまして誠にありがとうございました。 弊社の状況及び○○様のご経験や勤務に関する制限などを勘案し慎重に検討いたしました結果、 弊社ではご活躍いただける場をご提供することが難しいという結論に至りました。 誠に心苦しい限りではございますが、何卒ご了承いただきます様よろしくお願いいたします。 末筆ながら、今後の更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます。

このように経過や結果は非常に冷たい扱いを受け、障害度合いが増すことになりかねませんので注意が必要です。

確かに重度傷害やLGBTが優先されるべきなのかも知れないですが、理由を教えないので、今後も応募し続けることになります。

正直に「時短勤務希望のため」「LGBTQ+のため」「アラフィフのため」「転職しすぎのため」「身体障害でないため」など理由を聞かせて欲しいものです。

障害者枠があるので、LGBT採用枠は究極の「やってます感」だけのもの

このように障害者雇用と再雇用で手一杯の会社ですが、その中にあって

LGBTQの雇用を考える企業がいったいいくらぐらいあるというのでしょうか。

一時期ジェンダーレスブームがあって、LGBTに差別をしない(いわゆるLGBTフレンドリー)会社という表面的なことを掲げている大手は多かったですが

今後は、ブームの収束と、政府が促進をしていないのでまもなく消失すると思われます。

障害者とLGBTの雇用の総括

障害者枠は今後は中小企業も法律によって数名雇用しなければなりませんから、障害手帳持ちの障害者は採用はされやすくなると思いますが、

2023年7月現在の民間企業の法定雇用率は2.3%で、従業員を43.5人以上雇用している事業者は、

障害者を1人以上雇用する義務があります。

LGBTは、株主などのステークホルダーを意識してSDGzやってますというブームの一環に乗っているだけのものなので

トイレや更衣室問題で面倒と分かった今となっては、採用枠は普通に専門職の優秀な人材以外一般職のような採用枠は無くなると考えています。

日本では、性的少数者やハンディを持った障害者などのマイノリティは、厳しい見方をすると大多数に飲み込まれ、意見は封殺されて

大多数に従って生きていくことになります。

今後のLGBTQ+と精神障害者の雇用

障害者雇用も、LGBT雇用も最低時給であり、うわべの配慮で雇われたとしても、生活をするにはとても厳しく、月収10万円そこそこで働くことになります

障害者でも傷害年金等で補填しないと家賃とご飯代を払っていくことは出来ないのですが、

傷害年金が無いLGBTQ+枠で採用され仕事を継続していくことは経済的に非常に厳しいことを意味します。

特にシングル障害者&LGBTQのわたしのような人間は、男性として健常者として社会に嘘を付きながら労働をしていくしか生きていく道がないとはっきり分かりました。

下手に障害のことアセクシャルやXジェンダーをカミングアウトをしても、多数派が支配し少数派を下に見てしまう日本社会にあっては、常にそれらを隠して生きていかなければ生活すら出来ないということを再認識しました。

Q+が一般で働くには、オープンにして働く意味は全くなく結局スキルのみが求められるので、

普通にマジョリティ人間としてクローズで働くのが賢明だと思います。

LGBTQ枠と障害者雇用枠で働くということ

相手企業に開示したダイバーシティタグ

  • 自認する性で働く
  • Xジェンダー
  • Aセクシュアル
  • パンセクシュアル
  • クエスチョニング
  • クロスドレッサー
  • クィア
  • 自分らしい装い
  • 障害者手帳あり
  • うつ病
  • 精神疾患
  • 不安障害
  • 定期的な通院
  • 適度な休憩
  • 真面目
  • 芯が通っている
  • スピード感がある
  • 資格勉強中
  • 旅行好き
  • 音楽好き
  • カミングアウトして働く

こんな面倒くさいステータスを慣らべて、どんな会社が欲しがるのでしょうか。

採用しても会社にとって何のメリットも無いことは明らかです。

どちらにしても万が一採用されたとしても非常に生活は厳しくなり、一人で生きていけない状態になります。生きていくには、やっぱり昔から変わらない夜の飲食系の仕事に就くことが多くなります。

生活保護と紙一重か、傷害年金が不支給になったときは、生活保護確定となるでしょう。

生活保護と障害者雇用の収支はこちら

一人暮らしの方は、障害者は健常者のように働けない時点で、誰かと共同で生活するとか

結婚してパートナーと共働きでお互い支えあうしか生活出来ない仕組みであることがわかります。

要するに日本は、健常者で夫婦などパートナーが居ればまともな生活が出来ますが

無職や障害者、ましてやLGBTなど軽率にカミングアウトしてしまうと、仕事探しに苦労しますし、

賃貸も借りにくくなり、特にシングルのLGBTQ+&障害者は生活保護に頼らざるを得ないシステムに日本はなっています。

このような状況なので、可能な限り障害者もジェンダー問題もすべて隠して(クローズ)就職探しや、普段の生活を過ごすことが賢明な選択となります。

再発リスクや生活保障はすべて自分が背負うことになります。

すべてを隠して労働や生活をするぐらいなら、資産を全部排出して、生活保護を取得するのが懸命ですが、女装のような贅沢は全く出来なくなります。

つまり普通に趣味や贅沢がしたければ、起業して成功するか、与えられた性社会の中で普通に会社のなかで労働しなさいということが日本社会で求められることなのです。

日本では自分の特別なことは隠して、みんなと同じように調和を守って生きていくことが求められるのです。

まさにバリアを張って、レインボーなことは隠してディスオープンにすることが、結局自分のためになると分かりました。

今後も雇われ先では、女装や精神病のことは一切カムアウトしてはいけません

女装の理解増進において日本に期待すること

全く何もありません。

女装婚や、妊婦女装、お受験女装、披露宴母親女装などはあくまでも自分がなりたい理想の女性に近づくための妄想で、成り切りだけの世界に留めておき、社会への女装への理解などは全く期待せずに、その社会の規範の裏でしっかりと自分らしく女装して自分を満たしていけたら何も求めることは無いと改めて認識させました。

成りきり女装外出をして、女性のように装ってその場に調和し、密かに服の中でムフフなことをして楽しむのが自分には一番合っているのです。

今後も女装では、着衣の下で楽しんでいることを一切カムアウトしてはいけません。

ちなみに正規雇用も、もしかしたら働き方改革が進んでいないかと期待し、リクルートエージェントに相談してみました。このエージェントは、紹介してもらった一社目でサービス残業2ヶ月で180時間で抑うつ状態になってしまい、2社目の紹介先で完全にうつ病になった会社なので、そのことはすべて伝えており、ログは取っておくように伝えているのでが、過去の情報は一切データを消しているというので、うつになった事実は知らないはずと思って紹介してもらおうとしましたが、


もちろんジェンダーのこと、精神障害のことは完全クローズして、

①ライフワークバランスを重視していることや、

②男性社員に求められる管理職候補とか、マネジメントなどに一切興味は無く、

③ひたすら与えられた仕事を効率的にこなし、

④定時に帰ってオフでの生活もじっくり楽しみたいと伝えると、

その後紹介どころか、一切のメール連絡が来ることはありませんでした。

やはりミドルシニアより若くて長く勤めてもらえる人が優先されると言われ、求人は難しいという雰囲気が出ていました

ZOOM面談をすると相手の表情、雰囲気で見放した瞬間とか、その後は流すようになっていることが良く伝わってきます。

当然会社として、過去に登録した求職者のログ情報はきっちり記録されているだろうし、どういう状態になったかも知っているはずです。

それらを全く知らない振りをして、困ったときは担当を変えるようなエージェントだからここのエージェントは全く信頼できません。

やはりまだまだ日本は会社に依存した人間が求められています。

さすがに正社員は、うつ再発懸念が大きすぎて、また紹介される会社も無いとはっきりと確認できました。

そろそろ非正規職で手を打つ(女装する余裕資金が無い)必要に迫られてきました。

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